米作り体験(脱穀・精米編)年中 つくし組

年中米作り体験、『稲刈り編』に続き、『脱穀・精米編』です!

 

収穫したお米が食べられるまでは、まだまだ工程が必要です。2週間ほど乾燥させた稲を、今度は脱穀・もみすり・精米をしていきます。

脱穀は、稲の茎についた種もみを取る作業です。

稲のもみの部分を牛乳パックに入れ箸で挟んで茎を引っ張ると、もみが剥がれます。

 

 

勢いよく引っ張らないともみが取れないため、「せーの!」と掛け声をしながら引っ張りました。茎だけが残り、上手にもみを取ることができました。

 

次はもみすりをして玄米にします。

すり鉢とボールを使います。一つまみ程度のもみを入れボールで回すと、米からもみが外れていきます。お米を潰さないように力加減に気をつけながらゴリゴリと回していました。

 

外れたもみは、ふぅ~と息を吹き掛けると飛んでいってお米だけが残ります。もみが顔や頭にかかりながらも、勢いよく飛ぶように息を吹きかけていました。きれいに飛んでいくもみを見るのが楽しかったのか、「もっとやりたい!」と何度も挑戦していました。

玄米になったお米を見ながら「まだ白いお米じゃないね・・・」と話していた子ども達です。

 

最後は精米です。

瓶の中に玄米を入れ、棒で上下につきます。だんだん糠(ぬか)がとれて瓶の底にたまってきます。みんなで交代しながら何度もつきました。

おいしいお米になるまで、たくさんの工程を経験した子ども達。「白いお米にするには大変だね~」「早く食べたいなぁ~」と色々な感想が出てきました。手作業で精米まで体験しましたが、いつも食べている白いお米にするには、まだまだ時間がかかります。最後の仕上げは機械の力を借りて7分づきにしたお米と、給食のご飯を食べ比べしたいと思います!

次回、試食・おにぎり作り編に続く!